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アイテム
「トラウマ」で捉える慶良間諸島の「集団自決」 ―1982年〜1983年の教科書検定問題に焦点をあてて―
http://hdl.handle.net/2308/0002000082
http://hdl.handle.net/2308/0002000082e471d1e9-1a07-481c-b17d-4e2264deec50
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||
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公開日 | 2024-04-02 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | 「トラウマ」で捉える慶良間諸島の「集団自決」 ―1982年〜1983年の教科書検定問題に焦点をあてて― | |||||||
言語 | ja | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
キーワード | ||||||||
言語 | ja | |||||||
主題 | 慶良間諸島、「集団自決」、トラウマ論、教科書検定 | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||
著者 |
石川, 勇人
× 石川, 勇人
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著者(ヨミ) | ||||||||
姓名 | イシカワ, ユウト | |||||||
言語 | ja | |||||||
抄録 | ||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||
内容記述 | 本論文では、1982年〜1983年の教科書検定問題に対する慶良間諸島の「集団自決」の体験者 の反応について、トラウマ論の視点から論じる。 日本においてトラウマという言葉が周知されたのは、1995年の阪神淡路大震災と地下鉄サリ ン事件がきっかけである。沖縄戦におけるトラウマ研究は、2000年代から複数の学術領域で展 開されている。しかしその多くがPTSD(心的外傷後ストレス障害)の知見に基づき、体験者 個々人の症例を考察する論考が多くを占めている。 こうした課題を踏まえ、本論文では、トラウマ論を症例分析のために用いるのではなく、体 験者が発話する際に抱く複雑な情動や、体験者が「語れない」社会的要因を考察する手段とし てトラウマ論を用いる。 1982年〜1983年の教科書検定問題について分析した結果、慶良間諸島の「集団自決」の体験 者が沈黙していたことが明らかになった。その沈黙の背景には、「集団自決」の特徴である家 族同士・地域住民同士が互いに「手を掛け合った」という事実が関係していた。その事実は、 戦後、体験者の証言行為そのものを規定していくのである。 |
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言語 | ja | |||||||
書誌情報 |
ja : 地域文化論叢 号 22, p. 1-20, ページ数 20, 発行日 2024-03 |
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ISSN | ||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||
収録物識別子 | 13448196 | |||||||
書誌レコードID | ||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||
収録物識別子 | AA11269116 | |||||||
その他の言語のタイトル | ||||||||
その他のタイトル | The “Mass Suicide” on the Kerama Islands Examined through Trauma Theory: Focusing on the 1982-3 Textbook Controversy in Japan | |||||||
言語 | en | |||||||
出版者 | ||||||||
出版者 | 沖縄国際大学大学院地域文化研究科 | |||||||
言語 | ja | |||||||
出版者(ヨミ) | ||||||||
言語 | ja | |||||||
値 | オキナワ コクサイ ダイガク ダイガクイン チイキ ブンカ ケンキュウカ |